導入事例

株式会社 丸運 様

                                                                       

               SUSTAINABILITY REPORT 2023はこちらから閲覧可能です。

総合物流会社である株式会社丸運様におかれましては名刺に環境用紙カミシェルを採用され、「サステナビリティレポート」に掲載されました。

総合物流会社で多く使用されるトラックや、物流倉庫のCO₂排出量削減策、更には人権問題、ダイバーシティ等を含めた現在までの取り組み、将来への取り組みを具体的に教えて頂きました。

弊社は「脱炭素社会の形成」をマテリアリティの一つとし、「CO₂排出量 2019年度比20%以上を削減」を2030年までの目標としています。トラックから排出されるCO₂の削減対策としては、エコドライブの実践やモーダルシフトを推進し、将来的には次世代自動車の導入(EVPHEVFCV)も検討したいと考えています。

また、CO₂排出量削減に向けて、物流拠点の使用電力を順次、再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えています。2022年度は5拠点の使用電力を再生可能エネルギーへ変更し、約854t-CO2の削減を実現しました。また、2023年度には全ての物流センターで、LED照明の導入を完了する予定です。更に、フォークリフトのEV化を進めております。

物流会社は男性中心の業界でしたが、弊社もその例外ではありませんでした。そのような状況を改善するため、「ダイバーシティの推進」をマテリアリティとし、男女格差のない採用と登用を行い、2030年までに「女性管理職比率10%以上」を達成することを目標としています。また、20244月には、トラック乗務員の労働時間上限規制、いわゆる「2024年問題」により、乗務員の勤務体制や賃金体制等も含めた対応を求められており、その対応は第4次中期経営計画のポイントと位置付けています。

社員一人ひとりが「循環型社会の形成」を重要課題として捉え、身近なところでは紙資源節約のために、ペーパーレス化に取り組んでいます。紙の使用実績を可視化する仕組みや、ペーパーレス会議の浸透を通じて、紙資源の節約に努めています。その結果、2022年は2019年度と比較して、13.3%の紙資源を節約することが出来ました。

また、ESG経営の浸透を目的として、全社員を対象として年1回以上のESG研修を実施しています。具体的には各職場に推進部署である構造改革推進部が訪問して行う職場研修や、外部講師をお招きした講演等を行っています。また、サステナビリティレポートの発行や社内誌、社内ポータル画面でESGに関する会社の方針、目標、トップメッセージ等を掲載することで、全社員に対し継続的に、啓発活動を行っています。

今回名刺を作成するにあたり環境用紙カミシェル(CaMISHELL) を採用した理由は、 環境に配慮した取り組みであり、当社がESG経営に取り組んでいることを、お客さまやお取引先にもアピールする機会になると考えたためです。また、名刺という身近ですぐに始められる取り組みを通し、全社員が環境に配慮した行動を意識してもらえると考え採用しました。

丸運グループは、ステークホルダーの皆さまに長期における持続的な成長に向けた考え方や、取り組みをお伝えし、ご理解いただくことを目的として、サステナビリティレポートを発行しています。

レポートに掲載しきれなかった項目も含め、弊社HPにて紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

 

 

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